食品安全情報blog過去記事

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食べる回数が健康にどう影響するか

Researchers Look at How Frequency of Meals May Affect Health
February 15, 2008
http://www.ars.usda.gov/is/pr/2008/080215.htm
一度にたくさん食べるのと、一日に三回に分けて食べるのとでは健康への影響がどう違うかについてはよく知られていない。最近ARSとNIAの共同研究で健康な中年を対象にした研究結果が報告された。
この研究では男女の少数ボランティアで8週間を2回のクロスオーバー試験を行った。各試験期間にボランティアは一日1回又は3回で体重維持カロリーを食べるようにする。その結果、1日3回に分けて食べた場合より1回だけ食べた場合の方が総コレステロール、LDL及び血圧が高くなった。1日1度しか食べない場合の方が僅かに体重や脂肪が減ったにも関わらず、心血管系リスク要因は高くなったことになる。この研究の解析結果はAmerican Journal of Clinical Nutritionの2007年4月号とMetabolismの2007年12月号に発表された。