食品安全情報blog過去記事

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DONGWONツナ缶異物(刃)検出の調査結果 

(食品管理課  2008.03.21)
http://www.kfda.go.kr/open_content/news/press_view.php?seq=1396&av_pg=1&menucode=103004001&textfield=&keyfield=
食品医薬品安全庁は (株)東遠F&Bで生産したツナ缶詰から刃異物が検出された事件について現地調査を実施した結果昌原工場の製造過程で問題の刃異物が混入したことがわかったと発表した。
問題の製品が生産された日(2007年7月4日)に、生産ラインのベルトコンベアベルトが切れて、約32分間生産が停止した状態で工場関係者が問題になった刃物のような刀を使って修理作業を行ったことが確認された。また製品用の空の缶の入庫検査の際にも同様の刃物を使っており、2006年11月29日にも刃異物が入っていたという消費者からのクレームがあった。従ってこの刃異物は修理に使われた刃が折れて製品に混入した可能性が高い。
また問題になった製品の製造工程を精密に調査したところ、金属製異物を検出するためのX線検査装置は異物の場所によっては検出できないことが確認された。
現場で直接確認したところ刃物が缶の端から9mm以内にある時は検出できなかった(実験の動画ファイル添付)
食薬庁は(株)東遠F&Bに対して再発防止対策を指示した。