食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

保存料・酸化防止剤摂取量の調査結果 

食品添加物課  2008.03.20)
http://www.kfda.go.kr/open_content/news/press_view.php?seq=1393&menucode=103004001
食品医薬品安全庁は‘07年度研究事業で加工食品中の保存料及び酸化防止剤の摂取量調査評価を行った結果、一日摂取許容量に及ばない安全な水準であったと発表した。
・ 加工食品中の保存料及び酸化防止剤摂取量調査評価結果
醤油など 1,574品目の加工食品注の保存料含量を分析した結果、不検出から最高 1,078ppm(チーズ類の中でソルビン酸、使用基準 3,000ppm以下)であった。
お菓子類など 901品目に対して酸化防止剤含量を分析した結果、不検出から最高 2,618ppm(香辛料加工品の中でエリソルビン酸)だった(表1 及び 2)。
分析対象保存料 : ソルビン酸及び安息香酸など 5種 18品目
分析対象酸化防止剤 : ジブチルヒドロキシトルエン及びエリソルビン酸など 8種 10品目
調査対象加工食品のうち保存料及び酸化防止剤を含む食品のみを食べると仮定して国民健康.栄養調査表を適用して暴露量を評価した結果、保存料及び酸化防止剤は一日許容摂取量(ADI)と比較してそれぞれ 2.0% - 36.4% 及び 0.0% - 2.6%であった(表3 及び 4)。
年令別評価の結果では子どもと大人で大きな違いはなかったが、ハムやチーズなどに使われるソルビン酸においては 12歳以下の場合ADIの 36.9%と全体平均(22.9%)より少し高かった(表5) 。
また,保存料及び酸化防止剤を含んだ食品のみを食べる人の中でも上位摂取グループ(90 パーセンタイル)を対象にした極端なシナリオを適用した評価結果では、それぞれADIの 4.4% - 73.8% 及び 0.0%- 4.7%だった(表6)。
PDFとアレアハングルファイル添付