食品安全情報blog過去記事

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野菜!“簡単な残留農薬除去要領”

(食品残留薬品課 2008.04.22)
http://www.kfda.go.kr/open_content/news/press_view.php?seq=1436&menucode=103004001
食品医薬品安全庁は消費者がたくさん食べる野菜については流水より溜水で洗った方が効果的だと発表した。
・ 最近野菜類から未登録農薬が検出されたりして残留農薬に関する消費者の懸念が大きくなっている。食薬庁は野菜類の残留農薬の効果的除去のための方法を紹介した。
・ 一般的に家庭では流水で野菜を洗浄するのが効果的とされているが、研究の結果容器に水を入れて手で横に振りながら洗浄するのが最も効果的な方法であることが確認された。
今回の研究は野菜を栽培して農薬を散布して残留させた後、家庭で一般的によく使う洗浄方法二つを選んで実験した。容器に水道水を入れて手で振りながら一度に洗う方法と、野菜を流水で一枚一枚洗浄するかかごに入れて流水で洗う方法の二つを比較した。
その結果いちご、ブドウ、エゴマの葉はどちらも同じ、青トウガラシ、サンチュ、長ネギ、春菊、エンダイブなどはためた水で洗った方が結果が良かった。
消費者の理解を助けるために実験をした本人が出演して作成した動画をKFDAサイトに載せた。
mms://vod.kfda.go.kr/mms/ .wmv
・ また食品医薬品安全庁関係者は消費者たちがインターネットサイトなどで残留農薬をとり除くために酢、塩、炭、ベーキングパウダーなどを使えば効果があるなどと紹介された内容をよく見ているようだが、これは理論的に全く根拠がないのみならず、実際食品医薬品安全庁が研究したところ、残留農薬除去効果は水だけで洗った場合と同じであったと発表した。