食品安全情報blog過去記事

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FDAは消費者に対しMommy's Bliss乳首クリームを使用しないよう警告する

FDA Warns Consumers Against Using Mommy's Bliss Nipple Cream
May 23, 2008
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2008/NEW01839.html
製品は授乳している乳児に有害な可能性
MOM Enterprises, Inc.社が販売しているMommy's Bliss Nipple Creamには乳児に呼吸困難や嘔吐・下痢を誘発する可能性のある成分が含まれているため使用しないよう警告する。この製品は授乳中の母親向けに、乳首の乾燥やひび割れ用として宣伝されており、表示には授乳前にクリームを除去する必要がないと書いてある。しかしながらこのクリームは有害である可能性があるクロルフェネシンとフェノキシエタノールを含む。クロルフェネシンは骨格筋を弛緩させ中枢神経系抑制作用があり呼吸困難を誘発しうる。フェノキシエタノールや化粧品や医薬品に保存料として使用されているが、同様に中枢抑制作用があり、下痢や嘔吐を誘発しうる。



ちなみにこの製品の宣伝サイトでは「オールナチュラル、ハーブ成分」と書いてある。しかもラノリンやパラベンプロピレングリコールやラウリル硫酸ナトリウム (いずれも消費者団体が大した根拠もなく良くやり玉に挙げている物質)は入っていません、と書いてある。「オールナチュラル」で「効く」と書いてあったらインチキと思ったほうがいいくらい。
ttp://www.babysbliss.com/Products/Detail.aspx?product=nipple-cream