食品安全情報blog過去記事

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香料評価の更新

Update on flavouring evaluations
08/08/2008
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902040598.htm
欧州委員会からの要請によりEFSAは2007年から現在EUで使用されている香料の包括的評価を行ってきた。
香料は48の化学グループに分類され、EFSAはそれぞれを評価してきた。1月の更新以降15の香料グループが評価された。一部の香料(カルボ-5, 6 オキシド(FL-no: 16.042)、ブチルアミド(FL-no:16.049)、 アミノアセトフェノン(FL-no:11.008), 5-メチルフルフラール (FL-no:13.001), 2-ベンゾフランカルボキシアルデヒド(FL-no:13.031))にはデータ不足があるとされたが現在使用中である。AFCパネルは現在入手できるデータではこれらの物質の遺伝毒性の可能性が排除できず、申請者に対して安全性を確認する情報の提供を求めている。
評価開始からAFCパネルは約70の意見を採択してきた。EFSAは2009年半ばまでには評価を完了する予定である。EFSAの意見に基づき、欧州委員会EUで使用できる香料のポジティブリストを作成する予定である。