食品安全情報blog過去記事

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海外販売健康食品、むしろ健康被害になる可能性がある

(2008.08.01)
http://kfda.korea.kr/kfda/jsp/kfda1_branch.jsp?_action=news_view&_property=p_sec_1&_id=155308075
食品医薬品安全庁は有害物質などを含む一部不法外国健康食品などを海外旅行やインターネットショッピングモールで購入・使用した場合国民の健康に被害が出ることが懸念されるため、購入には特に注意するようにと発表した。
一部の健康機能標榜食品には、食欲抑制剤や勃起不全治療剤、糖尿病治療剤などの不法医薬品成分が入っていて健康に悪影響がある。
消費者は正常な輸入手続きを経た製品を購入すること、ハングル表示事項を確認してから購入するよう勧告する。
これまで海外では性機能強化製品から勃起不全治療用成分(シルデナフィルバルデナフィルタダラフィル)やその類似物質、ダイエット製品には食欲抑制剤(シブトラミン、フェンフルラミン)、便秘治療剤(フェノールフタレイン)、糖尿病治療剤(グリベンクラミド)、血圧降下剤、筋肉増強剤などが検出されている。
韓国ではこれらの製品による直接的な被害事例の報告はないが、外国では深刻な副作用事例が継続的に報告されている。
夏期休暇シーズンを迎えて海外旅行やインターネットショッピングモール利用者などを対象に海外有害食品情報などを掲載したパンフレットを国際空港などに配置して広報活動を行っていく。