食品安全情報blog過去記事

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輸入スパイスから使用禁止色素検出

 (食品管理課 2008.09.17)
http://kfda.korea.kr/kfda/jsp/kfda1_branch.jsp?_action=news_view&_property=p_sec_1&_id=155314049
食品医薬品安全庁は、最近基準規格を強化して消費者を欺くなど不法な目的に使用できないようにした色素が使用されていることが疑われる香辛料など25件を収去検査した結果、8製品から使用が禁止された紅麹色素が検出されたと発表した。食薬庁は流通中の製品を差し押さえ、廃棄(1,710kg)及び緊急回収を措置した。
紅麹色素は紅麹菌の培養物を抽出して得た赤色の天然色素で、食品の製造・加工用に一般的に使用が認められている。しかし原材料の品質不良や非衛生的な取り扱い(不良品混入)を隠蔽するためなどの目的では使用できない。食薬庁は5月10日に赤色着色料は唐辛子粉を含む香辛料加工品に対しても使用を禁止するよう基準規格を強化した。従って紅麹色素は天然食品(素材そのもの及びその単純加工品)や唐辛子粉、キムチやコチュジャンなどには使用できない。