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ニュージーランド産粉ミルク原料からメラミン微量検出

2008-10-01
http://kfda.korea.kr/kfda/jsp/kfda1_branch.jsp?_action=news_view&_property=p_sec_1&_id=155316415&currPage=&_category=
食品医薬品安全庁はニュージーランド Tatua Co-Operative Dairy Company
Ltd社の生産したラクトフェリンからメラミンが検出されたという海外情報をもとにラクトフェリン(原料) 9件とラクトフェリンを使って製造した粉ミルク 離乳食など 19件合計28件に対してメラミン検査を実施したと 1日発表した。
粉ミルク 離乳食などラクトフェリン(牛乳から由来した食品添加物)を使った製品からはメラミンが検出されなかった。これは粉ミルク及び離乳食には原料として微量しか使われていないためである。
しかし原料 9件中 2件からメラミンがそれぞれ 3.3ppmと 1.9ppmと微量検出された。
ラクトフェリン(原料)は免疫増強を目的に粉ミルク及び離乳食に微量(0.003~0.07% )使う。メラミンが検出された該当の原料 2件に対して差し押え措置し、ラクトフェリンを使って粉ミルク及び離乳食などを製造することを禁止した。他の業社にも原料として販売することを中止させた。
またニュージーランド Tatua Co-Operative Dairy Company Ltd社で製造したラクトフェリンと乳成分を含んだ製品を 10月 1日から暫定輸入禁止とした。
残りニュージーランドラクトフェリンを使って製造した離乳食などに対して迅速に収去 検事を実施してその結果を発表する方針である。
農林水産食品部でも粉ミルク製品を収去 検査中で検査結果が出次第に発表する予定である。