（バイオ食品チーム 2008.10.07）
http://kfda.korea.kr/kfda/jsp/kfda1_branch.jsp?_action=news_view&_property=p_sec_1&_id=155317058
食品医薬品安全庁は遺伝子組換え食品（GMO）に関する消費者の知る権利及び選択権保証強化のために遺伝子組換え食品表示基準改定案を7日立案予告した。
今回の改定案ではGMOの表示対象を拡大し、GMO農産物を使用した全ての加工食品にGMO表示を義務化する。またGMOフリーなどの用語を明確に定義して消費者や業界の混乱を防止する。
これまではGMO農産物を主要原材料（含量として5番目以内）に使って製造・加工したものでさらにGMO成分が残留している製品についてのみ表示するようになっていた。今回の改定では原材料の含量とは関係なく、また最終製品に残存しないため検査が不可能で表示対象から除外されていた醤油や食用油、デンプンなど全ての食品が表示対象になった。GMOフリー表示については定義と表示規定を新設し、広告や表示に無分別に使われないようにした。
従って今後食品の表示としては、GMO原料を使用した場合はGMO表示、非意図的混入が許容値以下の農産物を使用した場合には無表示、GMOフリーはGMOフリー強調表示、となる。
11月まで意見を募集して最終決定する。
