食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

ワインには亜硫酸表示をしたほうがいい

22 October 2008
http://www.vwa.nl/portal/page?_pageid=119,1639824&_dad=portal&_schema=PORTAL&p_news_item_id=23717
ほとんど全てのワインに亜硫酸塩が含まれる。ワインの亜硫酸塩は保存作用がある。亜硫酸塩は一部の人にアレルギー反応を誘発することがある。従って10 mg/L以上の亜硫酸塩が含まれる場合には製造業者には表示義務がある。
VWAが調査したところ亜硫酸塩が含まれるワインの8%に表示が無く、表示がある27%はオランダ語ではなかった。VWAはワインの亜硫酸塩やヒスタミンソルビン酸についても調査した。ほぼ全てのワインから亜硫酸塩が検出されたが規制値以内であった。また細菌により作られるヒスタミンは検査したワインの33%から検出されたが量は問題となるものではない。ソルビン酸は19%から検出された。基準値を超過していたのは1検体のみであった。次年度は亜硫酸塩の表示がきちんとなされるよう調査を継続する。
調査結果の詳細はPDFファイルで添付(オランダ語