食品安全情報blog過去記事

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メラミン 米国(第2報):乳児用ミルクに微量

Melamine - USA (02): traces in infant formula
http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1001:3202994402880048::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,74934
Yahooニュースから
FDAが米国産乳児用ミルクから微量のメラミンを検出した
米国のトップメーカーの乳児用ミルクから微量のメラミンが検出されたがFDAは製品は安全だと主張している。FDAは10月に乳児への安全なメラミン暴露量は決定できないと言っていた。しかしミルクに依存している乳児にミルクを与えるのを止めるのは危険な過剰反応であると言った。検出されたのは極めて微量である。
消費者同盟はFDAがリコールを行わないのは不安だと主張している。「FDAは安全な量はないと言ったではないか」。
FDAや専門家は米国産ミルクのメラミンは意図的混入ではなく製造工程でおこったものであろうと言っている。
またFDAの検査では病児用サプリメント2検体からも0.16-0.206 ppmのメラミンを検出している。小児の医療用食品についての暴露量規制値はないが、他の食品同様2.5 ppmは大丈夫だろう。
医学の専門家は微量のメラミンが有害である可能性はほとんど無いとしているが、下院議員などはゼロトレランスを主張している。