食品安全情報blog過去記事

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ダイオキシン汚染、豚肉 アイルランド、ヨーロッパ

Dioxin contamination, pig meat - Ireland, Europe
07-DEC-2008
http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1001:547830351133860::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,75056
[1]アイルランド
アイルランド産の全ての豚肉製品がリコールされている。
12月6日よる8時過ぎにFSAIがたくさんの農場由来の豚肉から基準値の80-200倍のダイオキシンが検出されたと発表した。
汚染が発覚したのは先週月曜日(1日)で、政府が公式に認めたのは6日である。
[2]アイルランドからヨーロッパ
アイルランドは汚染源の調査を開始した。汚染された豚肉はフランスやベルギーで見つかっている。FSAIは問題はアイルランドの飼料とアイルランドの豚肉に限られていると言っている。FSAIは汚染源はアイルランドの工場で飼料を作る際に間違った油を使ったことだとほぼ確信している。多分パンや練り粉からリサイクル豚飼料を作る際にディーゼル油が使われたことが汚染源であろう。
アイルランドは豚肉を英国や日本、ドイツ、ロシア、フランス、米国に輸出している。英国での検査で豚肉と豚飼料からダイオキシンを確認した。フランスやベルギーでも確認されている。フランスとベルギーはオランダの加工工場から製品を輸入していた。最初に問題を検出したのはフランスによる輸入検疫で、フランスはオランダの加工業者に結果を伝え何が起こっているのか尋ねた。オランダでそれがアイルランド産飼料とアイルランド産豚肉に限定した問題であることがわかった。欧州委員会は事態を監視している。
他のニュースでは汚染豚肉は20-25ヶ国に輸出された可能性があると報じられている。

BBCによれば汚染飼料を作った会社の名前はMillstream Power Recyclingで、動物の飼料を乾燥するために使う機械用の油を飼料に入れたらしい。この会社は従業員15人くらいの規模。)