食品安全情報blog過去記事

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ヘイ芋虫、消え失せろ!

Science NOWより
Hey Caterpillar, Buzz Off!
22 December 2008
http://sciencenow.sciencemag.org/cgi/content/full/2008/1222/2?etoc
ミツバチがいなかったらどうなる?ミツバチはハチミツを与え、授粉を行う。
しかし他にも私たちの食糧確保に役立っている。ミツバチのブンブンいう羽音が作物を芋虫の害から守っている。
芋虫は葉や花や実を食べて植物をだめにする。しかし彼らには天敵がいる。昆虫を狩るハチである。芋虫は自分を守るためにそれらのハチの羽による空気の振動を感じ取る感覚毛を持っており、ハチが近づくと動くのをやめたり植物から落ちたりする。ドイツW rzburg大学の生物学者J rgen Tautzは昆虫を狩るハチと同じような羽音をもつミツバチが同じ効果をもつかどうか調べた。
Tautzらは大学の植物園に二つの立方体型のテントを作り、ピーマンと芋虫を入れ、一方にはミツバチの巣箱とつながった窓をつけた。2週間後、ピーマンの葉を調べたところ、ミツバチが訪問していた群の傷害は1/3だった。大豆でも同様の結果だった。Current Biologyに本日オンライン発表された。