食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

FDAは二つの乳業者による動物用医薬品や食品の不純物混入を防止

FDA Prevents Two Dairies from Adulterating Animal Drugs and Food
January 2, 2009
http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2009/NEW01938.html
FDAニューメキシコ州地方裁判所がDo-ReneとClover Knolls乳業及びその所有者に新規動物用医薬品混入や汚染食品の販売の禁止命令を出したことを発表した。
2008年6月24日から7月1日までの視察を含む何回かの視察の間、被告は屠殺される牛に安全でない動物用医薬品が残ることを予防するための適切な医薬品投与記録を保存せず、医薬品の使用方法や目的を守っていなかった。
FDAはDo-Rene乳業には2005年に視察を行い警告文書を送付していたが2008年の視察でも改善されていなかった。先の文書では改善がない場合には押収や禁止命令などの法的措置を執ると警告していた。
2003年以降これら二つの業者由来の12検体から不法動物用医薬品の残留が検出されていた。検出された薬物はフルニキシン、ペニシリン、ネオマイシン、スルファジメトキシンなど乳牛用には使用が認められていない薬物である。さらに生後30日以内の子ウシ4検体からスルファメトキサゾールも検出されている。