食品安全情報blog過去記事

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アフラトキシンからゼアラレノンまで−科学が食品を安全にする

From aflatoxins to zearalenone - Science makes food safe
12.01.2009
http://www.bfr.bund.de/cd/27760
ベルリンでの国際緑の週間におけるBfRの展示
パンやジャムに生えたカビは健康に良くはない。カビの部分を切り取ったり取り除いたりしてもダメである。なぜなら健康に良くないのはカビそのものではなくカビの作る代謝物、マイコトキシンであるから。マイコトキシンにはアフラトキシンやゼアラレノンなどの名前があり、食品全体を汚染していても目には見えない。国際緑の週間でB101ブースでのBfRの発表(2009年1月16-25日)でマイコトキシンから身を守る方法を知ることだろう。他に残留農薬や家畜の飼料の安全性、汚染ワインなどについて展示を行う。
BfRの消費者の健康保護のための仕事の総括は「リスクを同定し健康を守る」である。
(消費者は残留農薬のようなリスクのないものを避け、微生物やカビなどの本当にリスクのあるものへの対処が甘いということを伝えようとしている)