食品安全情報blog過去記事

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リベリアの害虫アウトブレークに希望の光?

New hope in Liberia pest outbreak?
February 2009, Rome
http://www.fao.org/news/story/en/item/10019/icode/
FAOとリベリア政府が派遣した国際科学者チームが現地調査を行ったところ、リベリアの芋虫異常発生は予想されたより簡単に抑制できそうだ。問題の昆虫はアーミーワームではなく、別の蛾の幼虫である。重要な違いは、この蛾の幼虫は土の中ではなく枯れ葉の裏の土の上で蛹になることである。このことは除虫が比較的簡単であることを意味する。アーミーワームは地中に4-5cmの穴を掘って蛹を作るため、駆除が困難である。
害虫はAchaea catocaloides rena (f.) Berio (Noctuidae, Catocalinae)と同定された。