食品安全情報blog過去記事

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食品の日付表示に混乱

Confusion over date labels on food
Tuesday 10 February 2009
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2009/feb/pafi
食品に関する一般の人々の態度の調査の結果、多くの人が日付表示に混乱していることがわかった。
「消費期限」が安全上の目安であるということを正確に知っていたのは49%のみで、この日付を過ぎた肉は食べないと答えたのは47%だけだった。つまりかなりの人が消費期限を過ぎた食品を食べる安全上のリスクを冒している。
回答者の26%は、安全上の指標ではなく品質上の指標であるにも関わらず「賞味期限」を過ぎた朝食シリアルを食べないと答えた。従って食べても安全なのに不必要に食品を廃棄している。
この調査結果の詳細は以下より
Survey of public attitudes to food issues http://www.food.gov.uk/science/socsci/surveys/publicattitudesfoodissues
食品を購入する際に重要視するのは健康的かどうか(60%)と値段(55%)で、品質はあまり重要ではない(1%)。
食品添加物については32%が食品添加物でないもの(砂糖や塩や脂肪やミネラルやビタミン)を添加物だと考えている。約10人に3人がこの国の食品添加物残留農薬や動物用医薬品は安全だと思っているが、信用していない人の方が僅かに多い。
社会階級の高い人々の方が知識は多く食べ物を選ぶときに検討する項目も多い。