食品安全情報blog過去記事

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未承認湿疹クリームにステロイド

Unlicensed eczema creams found to contain steroids
16 March 2009
http://www.mhra.gov.uk/Howweregulate/Medicines/Herbalandhomoeopathicmedicines/Herbalmedicines/HerbalSafetyNews/Currentsafetyissues/CON041331
2005年からMHRAはナチュラルやハーブ製と宣伝している局所用クリームに副腎皮質ステロイド混入の疑い事例を調査しており、140例中30検体からステロイドを検出している。
最新の事例では、インド産の天然成分のみを含むとされたクリームで息子の湿疹が3日以内にきれいになったため疑った両親がMHRAに報告した。この未承認製品はラベルのないプラスチックチューブに入っていたが、検査の結果プロピオン酸ベタメサゾンが検出された。ベタメサゾンのような強いステロイドは処方でのみ使用でき、使用には注意深い監視が必要で不適切な長期使用は皮膚の問題を誘発する。
消費者は湿疹や乾癬などの皮膚の適切な治療には医師の助言を得るように。
(ハーブとかナチュラルで効果があるなんて代物は真っ先に疑うべきなのだけれど)