食品安全情報blog過去記事

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KelloggがFrosted Mini-Wheatsの広告が虚偽であったことでFTCと和解

Kellogg Settles FTC Charges That Ads for Frosted Mini-Wheats Were False
04/20/2009
http://www.ftc.gov/opa/2009/04/kellogg.shtm
シリアル製品については世界のリーディングカンパニーであるKelloggが、朝食シリアル製品Frosted Mini-Wheatsについて「子どもの集中力を20%近くも改善することが臨床的に確認されました」と宣伝したことは虚偽であったことについてFTCと和解した。Kellogg社は試験結果の間違った提示や製品への誤解を与える強調表示をやめる。
「子どもの集中力を20%近く改善する」という宣伝の根拠とされた実験は、実際には朝食にシリアルを食べた子どもの集中力改善スコアは平均で11%以下で、ごく一部の子どもに20%近く改善が見られたということであった。この結果からは宣伝内容は虚偽である。
FTCの委員長であるJon Leibowitz.は、「我々は消費者に対して信頼できるナショナルブランドの製品を購入するよう話している。従ってアメリカのリーディングカンパニーが宣伝内容に注意をはらうのは極めて重要なことである。」と述べている。