食品安全情報blog過去記事

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食品中の残留物質濃度は低い

Residues in food still low, study shows
18 August 2009
http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2009/2009-08-17-residues-still-low-in-nz-food-study-shows.htm
地元産食品検査の結果、平均的ニュージーランド人の食事には残留化学物質による食品安全上の懸念はない。
NZFSAはトータルダイエットスタディTDS)の第一四半期の結果を発表した。
この5年に1回の調査はニュージーランドの住民がよく食べている120以上の食品の残留化学物質や汚染物質、特定の栄養素について調べている。
この調査で調べる食品は地元産と国際市場で流通しているものの2種類に分けられる。第一四半期の検査ではスーパーマーケットで販売されている61の地元産食品を検査した。それらの食品はESRで食べられるよう調理した後分析される。
この検査は法令遵守を調べる目的ではないので基準値違反などには対応しない。
この検査の結果は極めて喜ばしいもので、ニュージーランドの食品に残留物質の問題はないことを再確認した。6万以上の分析でたった二つの問題しかなかった。一つはトマトのアザコナゾールのMRL超過、もう一つはパンの鉛濃度である。いずれも安全上の問題はない。
今回の結果の詳細は以下から
2009 NEW ZEALAND TOTAL DIET STUDY
ANALYTICAL RESULTS - Q1
August 2009
http://www.nzfsa.govt.nz/science/research-projects/total-diet-survey/2009-q1-nztds-analytical-results-rpt-final-aug-09.pdf