食品安全情報blog過去記事

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前立腺がんスクリーニングの導入以降の過剰診断

Overdiagnosis since introduction of prostate cancer screening
31-Aug-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-08/jotn-osi082709.php
JNCIの2009年8月31日号に発表された新しい研究によれば、PSAスクリーニングの導入により過去23年間に100万人以上の男性が追加で前立腺がんと診断され治療された。
米国では1987年にPSAスクリーニングが導入されている。
過剰診断が目立つのは若い男性で、前立腺がんの診断と治療が50-59才では1986年以降3倍、50才未満の男性では7倍に増加している。
米国癌学会の医務部長Otis W. Brawley医師はエディトリアルで、PSAスクリーニングが死亡率を下げるという根拠がほとんどないままどのようにして急速に拡大したのかを議論している。