食品安全情報blog過去記事

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鎮痛剤としてミントティーが試験される

Mint tea tested as painkiller
Wednesday November 25 2009
http://www.nhs.uk/news/2009/11November/Pages/Brazillian-mint-tea-drink-pain-reflief.aspx
The Guardianによれば「ブラジルから来た古代のハーブミントティーが市販の医薬品と同じくらい鎮痛効果がある」。このニュースはブラジルのハーブであるHyptis crenataを水で滲出したお茶様の飲料の試験に由来する。科学者がマウスにこの植物の抽出物を与えて痛み応答を調べた。この結果はまだ発表されておらず、極めて予備的なものであるとみなすべきである。さらにヒトでの効果が確認されていないため、動物実験の結果を直ちにヒトに適用できるかどうかは不明である。ヒトで医薬品として使用できるようになるにはさらなる研究が必要であるが、医薬品の開発は長く複雑なプロセスで、安全性や有効性、費用、そして既存医薬品との比較などあらゆることが考慮されなければならない。