食品安全情報blog過去記事

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母乳:英国における母乳育児率を決めるのは何か?

Mother's milk: What determines breastfeeding rates in the UK?
26-Jan-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-01/bc-mmw012510.php
BMC Pediatricsに発表された新しい研究によれば、人種と出産経験が子どもに母乳を与える期間の長さを予想する。
英国は世界でも母乳を与える率の低い国で、英国政府はWHOのガイドラインに沿って生後6ヶ月間は母乳のみで育てることを推奨しているが、2000年の6ヶ月時点での母乳育児率は21%である。
そこで母乳育児に与える各種要因を検討した。その結果母乳育児に最も影響するのは人種・出産経験・病院での授乳の状況であった。白人女性は白人でない女性より母乳を中止しやすい。サポートプログラムはあまり影響なかった。
論文はオープンアクセス