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食品医薬品安全庁,合成添加物使わなかった“緑色食品”認証推進

2010-03-03
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do;GONEWSSID=v9nyLJNF2Jps8XTbJnh2qG1ghnc2yWhnHn7q8Tph02psnN6XFvnh!-295124863?act=detailView&dataId=155438497§ionId=p_sec_1&type=news&flComment=1&flReply=0
合成添加物使用に対する消費者意識調査結果発表
消費者の 90% 以上が天然原料を使った緑食品を好み、「緑食品認証制」 導入が必要であることがわかった
食品医薬品安全庁は保健産業振興院とともに去年上半期ソウルなど首都圏に居住する 30代から 50代主婦 500人を対象に「合成添加物使用に対する消費者認識」を調査した結果、 回答者の92%が「緑食品認証制導入が必要だ」、76%は 「緑食品」が他の製品より高いとしても購入する意向があるという結果だったと発表した。
今度の調査の結果、製品を購入する際最も考慮する事項として回答者の 52%が「安全性」を、 37%が「食品添加物を使っているかどうか」を確認すると回答した。また製品に表示されている食品添加物の情報についてはは約 57%が「不十分だ」と回答し、その理由として「表示事項があまりにも多くいちいち確認するのは面倒」と 42%が回答した。
「合成添加物など無添加」という表示については46%が信頼していないとし、信頼性確保のためには「客観的に検証された別途表示制度や認証制度の導入が必要」だと 40%が回答した。
※ 参照:市中流通中の 75製品中で合成添加物を全く使っていないと強調表示された製品は 3個だった
一方「緑食品認証制」に対しては94%が 「導入が必要だ」と回答し、 同制度が導入されれば「食品製造業社の責任性が強化」されるはずだと 43%が回答し、 食品業界も 60% 以上が緑食品認証制導入を肯定的に評価していた。
食品医薬品安全庁は「消費者の選択権強化のために添加物に対する正しい情報を提供すると同時に合成添加物を使わなかった食品を認証する緑食品認証制を今年中に取り入れて来年から本格的に施行するように推進する計画」と発表した。
※ 緑食品認証制 :合成添加物を使わなかった食品を認証する制度
参照資料 : 消費者認識調査結果