食品安全情報blog過去記事

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「畜産革命」の環境および社会的影響を明らかにした報告書

Major report reveals the environmental and social impact of the 'livestock revolution'
16-Mar-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-03/su-mrr031610.php
世界の食肉生産量は過去30年間で3倍になり、2050年にはさらに現在の2倍になるだろう。この結果ヒト健康や環境、世界経済に影響を与える。
Livestock in a Changing Landscape (Island Press)報告書の知見としては
・世界の畜産には17億の動物が使われ、地球の土地の1/4以上が使われている。
・動物の飼料用作物の生産に利用可能な土地の1/3が使われている。
・畜産は世界の農業GDPの約40%を占める
・飼料の生産と輸送を含む畜産部門は世界の温室効果ガス排出の18%を占める
解決策としては効率化などもあるが最後は消費者の行動にかかっていると。
(環境影響という意味では飼料を輸入している日本の高級霜降り和牛が一番効率が悪そう。食べる量が少ないことが救いだけど。)