食品安全情報blog過去記事

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輸入食品は抽出検査に合格

Imported foods pass compliance spot checks
4 May 2010
http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2010/2010-05-03-imports-monitoring.htm
NZFSAは輸入食品モニタリング計画の最新の知見を発表した。
魚と乾燥プラムが対象で、魚については20検体のナマズティラピア1検体を検査し、ナマズ1検体から0.0022mg/kgのゲンチアナバイオレットが検出されたのみであった。この量で消費者へのリスクはないが、使用は認められていない。結果は輸出国に通知した。
乾燥プラムについてはテキサス州で高濃度の鉛が検出されたという報告があったため鉛を調べ、0.023-1.3 mg/kg検出され、基準値違反は5検体だった。毒性学的評価の結果、違反品による健康リスクはないが違反であるため輸出国に通知した。乾燥果物についてはより幅広い重金属検査を行う予定である。