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子ども食生活安全管理施行1年、何が変わったか!

2010-05-03
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do?act=detailView&dataId=155463885§ionId=p_sec_1&type=news&flComment=1&flReply=0
「子ども食生活安全管理特別法」1年総合結果報告 -
食品医薬品安全庁長は子供の日を迎えて 2009.3月世界最初に施行した「子供食生活安全管理特別法」1年間の主要成果と今後の政策方向を明らかにした。
小児青少年肥満率が 10年間で 2倍に増加(1997:5.8%→2007:10.9%)したため子供の正しい食習慣定着と安全で栄養のある食品を提供するための「子供食生活安全管理特別法」は ▲子供食品安全保護区域指定•管理 ▲子供記号食品管理 ▲正しい食生活情報提供 ▲子供給食管理支援センター設置•運営 ▲食生活安全管理体系構築を核心事業にしている。
▲子供食品安全保護区域(以下 「保護区域」) 運営:子供嗜好食品が販売される学校周辺全体(8,051ヶ所)を保護区域に指定し、専門管理員指定 (全国 6,305人)により常時監視を実施した。また保護区域に 306の優秀販売業店を登録した。
※ 優秀販売業店 : 安全で衛生的な施設基準を取り揃え、高熱量•低栄養食品を販売しない店
▲ 子供記号食品管理運営の成果:高熱量•低栄養食品(以下 「高低食品」 ) 管理の一環として子供嗜好食品総 88業社 6,684 品目を分析し、 そのうち 1,452品目(22%)が高低食品であった。 高低食品の類型別では、炭酸飲飲料(80%)、ラーメン(カップ麺 69%)、キャンデー類(68%)、果汁飲料(66%)の 順で、子供嗜好食品中の高低食品の割合は 2009.7月 32%から 22%に低下してきた。
※ お菓子(14%→2%)、パン類(13%→6%)、チョコレート類(39%→18%)
その他に射幸心助長や好奇心誘発など情緒阻害食品の販売禁止とおまけつき商品の放送広告も禁止した。(注:あたりや懸賞があると情緒阻害食品になる)
▲ 正しい食生活情報を提供:直営店と加盟店を含む店鋪数が 100以上の製菓•製パン類、 アイスクリーム類、 ハンバーガー、ピザなどを販売する営業者に熱量、糖類、タンパク質、飽和脂肪、ナトリウムなど栄養表示義務化(2010.1.12)する接客業店栄養表示制を 33外食業社10,134売場で実施した。"品質認証製品"も指定した。
※ 品質認証製品 : 安全で栄養を含む子供嗜好食品の製造•加工•流通•販売を勧奨するために食品医薬品安全庁が決めた安全、栄養、添加物使用基準に相応しい製品
▲食生活安全管理体系:16ヶ市•道子供食生活安全指数を調査•分析した結果、 全体的にはソウルが平均 53.4点(100点満点)で一番高かった。
また試験事業として子供に団体給食を提供する集団給食所に対する衛生及び栄養管理を支援するために自治体長が設置•運営できる「子供給食管理支援センター」(法律改訂推進中) も実施する予定である。
同時に食品医薬品安全庁は来年上半期には消費者が食品を購買する時高低食品が確認できるように「信号灯表示制」を取り入れると発表した.。<添付> 1. 子供嗜好食品現状表
2. 子供食品安全保護区域指定状況
3. 食品安全保護区域内販売業社点検結果
4. 子供の日全国特別点検結果
動画つき