食品安全情報blog過去記事

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EUのRASFFによる卵のダイオキシン含量評価

07.05.2010
http://www.bfr.bund.de/cm/208/bewertung_von_dioxingehalten_in_eiern_auf_grund_einer_warnung_im_eu_schnellwarnsystem.pdf
ドイツとオランダ産卵にダイオキシン含量の多いものが報告された。EU指令No. 1881/2006では脂肪1gあたり3 pg WHO PCDD/F TEQ及び6pg WHO PCDD/F PCB TEQが上限であるが一部の検体でこれを超過した。検出された量では消費者に急性の健康危害とはならない。
検出されたのは最大14,89 pg WHO PCDD/F PCB TEQ/g fatで上限の約2.5倍。卵を1日142g(2-3個)食べるとTDI(2 pg)の約2倍の3.95 pg WHO PCDD/F PCB TEQ/kg体重になる計算。