EurekAlert（http://www.eurekalert.org）より
New vitamin D recommendations for older men and women
10-May-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-05/iof-nvd051010.php
国際骨粗鬆症財団(IOF)は高齢者向けのビタミンDに関する新しい意見書を発表した。
この意見はOsteoporosis International (OI DOI 10 1007/s00198-010-1285-3)に発表された。
ビタミンDは骨や筋肉の発達と機能、保持に重要で、骨粗鬆症予防に重要である。ビタミンD状態を反映する臨床指標は血清25OHDで、ビタミンD摂取量と日光暴露による。
・血清25OHD濃度が75 nmol/L(30 ng/ml)に達するのに必要な高齢者のビタミンD摂取量は20-25 microg/日（800-1000IU/日）と推定される
・肥満や骨粗鬆症、日光に当たる機会が少ない、吸収不全などの場合には摂取量を50 microg/日（2000IU/日）まで増やす必要があるかもしれない
・ハイリスクのヒトは血清25OHD濃度を測定して欠乏症と診断されたら治療することを薦める
