食品安全情報blog過去記事

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報道資料‘イーマートてんぷら粉’製品異物混入関連中間調査結果

2010.05.19
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&page=safeinfo&mmid=327&seq=12364
食品医薬品安全庁は '(株)サムヤングミルメックス'が製造した製品の異物(鼠死体) 申告に関して同社工場の現場確認調査及び異物に対する精密検査の結果、改善命令など行政処分したと発表した。
これは同社工場の現場確認の結果、製造環境及び施設などが充分でないことが確認され、異物(ネズミ) 混入の蓋然性があると判断した結果である。
5.10-5.11日に実施した製造業社に対する現場調査結果、 (株)サムヤングミルメックス牙山工場は製造工程の大部分が自動で各工程ごとに異物をとり除くフィルターがあり、異物(鼠)が簡単に混入されないように見えるが、包装紙に天ぷら粉を入れる最終工程の設備空間内にネズミの侵入できる可能性があった。工場内部の製品製造区域などでもネズミが活動した跡やネズミの排泄物が発見された。また製品から発見された異物と同じ種類のネズミが工場内部冷蔵倉庫でネズミとりにつかまって死んでいるのが確認された。
5.12-5.17に実施された異物の DNA分析の結果齧歯類(マウス)であることが確認された。