食品安全情報blog過去記事

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自社ブランド(PB)製品流通業社品質責任強化

食品管理課/医薬品安全政策課2010.06.03
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=12460&cmd=v
食品医薬品安全庁異物発生原因分析及び総合対応方案用意
食品医薬品安全庁は最近急増している食品異物申告について原因分析と総合対応方案を用意したと発表した。
前年度異物申告(報告) 統計によれば '09年総 2,134件だったものが今年は 3月までに 1,873件が報告され、これは同期('09.3)の約 5倍になっている。営業者報告は 6倍、消費者申告は 3倍に増加している。
異物申告が急増している 1次的な原因は、異物関連消費者クレームを国家が直接管理しないアメリカ•日本などとは違い、過去に大型異物事故を経験した韓国は今年 1月 4から営業者が必ず異物発生を報告するように義務化する電算システム(消費者申告センター、24時間インターネット通年報告システム)を稼動したためである。
'08~'10年 3月まで、報告された年度別異物の種類パターンには大きな変化はない (虫→ その他→かび→金属→プラスチック→ガラスの順序)
'10年異物発生段階別では製造•流通段階(22.3%)、消費段階(23.8%)、その他判定不可や誤認された事例(53.9%)として異物発生の根本原因としての製造•流通段階での発生率は徐々に低下している(製造•流通段階発生率 : '08年 40.4% → '09年 34.7%→ '10.3月 22.3%)
食品医薬品安全庁は金属または動物死体等のような異物事故を防止するために中•短期総合対応方案を用意して推進すると発表した。主要骨子は
1) 自社商標(OEM/PL 商品) 製品安全管理強化, 2) 有害異物混入製品に対する先制的措置強化 3) 衛生水準安全評価制度施行、4) 検査命令制度導入、 5) 行政処分強化、6) 異物低減化のための食品業社間協議体運営などである.
異物発生報告処理状況添付