食品安全情報blog過去記事

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魚が「加齢性黄斑変性を遅らせるかもしれない」

Behind the headlines
Fish 'may slow AMD eye problem'
Tuesday July 27 2010
http://www.nhs.uk/news/2010/July07/Pages/omega-3-oily-fish-may-slow-amd.aspx
「週に一回油分の多い魚を食べることで高齢者の盲目の最も良くある原因を予防するのに役立つかもしれない」とDaily Expressが報道した。新聞は米国の研究で週に少なくとも一回油分の多い魚を食べる人々の進行性AMDのリスクがあまり食べない人に比べて60%少ないことがわかったと報じた。
この研究は2000人以上の高齢者の食生活とAMDの有無について調べたもので、調査したのは一回だけであるため食生活が直接の原因かどうかはわからない。さらに進行性AMD患者の数が少ないことがこの研究の信頼性を低下させている。これまでのより信頼性の高い研究で既にオメガ3脂肪酸AMDリスク低下との関連が示唆されている。従ってこの新しい研究は特に新たな知見というわけではない。オメガ3脂肪酸AMDリスクを下げるかどうかはプラセボ群を設けて無作為に割り付けた試験をする必要がある。