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体重調節用調整食品、ご存じですか?

食品基準課  2010.08.20
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=2&seq=12953&cmd=v
食品医薬品安全庁は国内満 19歳以上の肥満率が高くなり、ダイエットのための「体重調節用食品」の需要が急増しているため、体重調節用調整食品の正しい選択と摂取方法などの情報を提供すると発表した。
※ 満 19歳以上肥満率(国民健康栄養調査結果)
全体 : 26%('98) → 29.2%('01) → 31.3%('05) → 31.7%('07)
男 : 25.1%('98) → 31.8%('01) → 34.7%('05) → 36.2%('07) : 10年間 で11.1% 増加
女 : 26.2%('98) → 27.4%('01) → 27.3%('05) → 26.3%('07) : 10年間で 0.1% 増加
※体重調節用調整食品の市場 : '06年生産量 1,308トン(136億) ⇒ '07年生産量 1,663トン(170億) ⇒ '08年生産量 2,690トン(193億)
- '06年対比 '08年生産量 105% 増加, 生産額 41%増加

体重調節用調整食品は体重調節が必要な人々のために食事の一部や全部の代わりをするようにビタミンや無機質など必要な栄養素を添加し熱量を調整した食品で、1回あたり熱量が 200kcal〜400kcal、 ビタミン A、B1、 B2、B6、C、E、 ナイアシン葉酸などは栄養素基準値の 25%以上を、タンパク質、カルシウム、亜鉛などは栄養素基準値の 10% 以上になるように製造した食品を言。
現在国内で流通中の体重調節用調整食品の形態は水に入れて飲む粉末製品類とお菓子類が一番多く、一部飲料や麺類などがある。
食品医薬品安全庁は減量をする前に本人の肥満度を確認し、減量目標を立ててから選択するのが望ましいと説明する。体重調節用調整食品は一般的に低熱量食品で、一日の食事のうち一食以上は果物、野菜、肉類など多様な食品を含んだ一般的な食事をした方が良い。一日の食事の全部を体重調節用調整食品にした場合必要な熱量及び栄養不足をもたらす可能性がある。
また十分な熱量と栄養供給が必要な成長期の子ども、妊娠・授乳中または疾病治療中の患者は体重調節用調整食品の摂取は慎むべきである。
体重調節用調整食品の摂取だけで減量することは難しく、不断の食事調節と運動を平行しなければならない。<添付> 1. 体重調節用調整食品とは?
2. 体重調節用調整食品の国内生産及び輸入量
3. 体質量指数(BMI, body mass index)で見た肥満基準
4. 10年間肥満有病率(満 19才以上)