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地下水利用学校及び修練院、 ノロウイルス汚染率改善

2010.09.08
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&page=safeinfo&mmid=327&seq=13092
ノロウイルス 3次実態調査結果発表
継続的なノロウイルス汚染実態調査の結果、全国地下水利用学校及び青少年修練院の汚染度が徐々に低下している。
食品医薬品安全庁はノロウイルスの集中管理のために '09年 1月から全国の地下水を利用する学校及び青少年修練院すべての施設に対してノロウイルス汚染を年間2回調査して来た。
'10年 1月から 7月まで実施した 3次調査の結果ノロウイルス検出率が 0.7%(6件/891件)で '09年 1次調査 4.6%(49件/1,060件)、 2次調査 1.3%(13件/972件)に比べて大きく減少した。
同時に上水道への入れ替え及び汚染度減少を誘導した.
※ 地下水利用学校及び青少年修練院施設 :
'09年 1次 1,060施設 → '09年 2次 972施設→ '10年 3次 891施設
さらに今回の調査では学校以外にも地下水利用社会福祉施設と寄宿学院 301ヶ所を追加で調査し、5個(1.7%) 施設からノロウイルスが検出された。
社会福祉施設は 281ケ所中 4ヶ所(1.4%)、寄宿学院は 20ケ所中 1ヶ所(5.0%) 検出
検出された施設で食中毒事故は発生していないが、食中毒予防のために衛生管理徹底など是正措置と予防措置をとった。
参照:今年の食中毒患者数は前年同期と比べ 0.1% 増加で発生事例は減っていないがこれは前年5月の新型インフルエンザの流行による手洗い、 外食自粛などの效果が減っているためと分析している。
年度(8月末基準) '07. 8  '08. 8  '09. 8  '10. 8
件数(患者数) 388(7488) 211(4,527)  185(5,119)  177(5,126)
参照資料 1. 地下水からのノロウイルス検出地点
2. 地域別検査結果
3. ノロウイルスによる食中毒予防要領
4. ノロウイルス拡散防止のための対応要領