COT agenda and papers: 2 November 2010
http://cot.food.gov.uk/cotmtgs/cotmeets/cotmeet2010/cotmeet2nov2010/cotagendapapers2nov10
・慢性の食事からのメタノール暴露
妊娠中のメタノール毒性に葉酸欠乏がどう関係するか
http://cot.food.gov.uk/pdfs/tox201029.pdf
メタノールの慢性毒性
http://cot.food.gov.uk/pdfs/tox201030.pdf
メタノールの食事からの暴露源としては主に野菜や果物。遊離のメタノールまたは脂肪酸のメチルエステル、多糖類のメトキシ基から生じる。リンゴを1kg食べると500mgのメタノールが放出される。酒類にはビールで96-321 mg/L、ワインは96-321mg、蒸留酒は10-220mg。アスパルテーム由来のものはADI相当量を摂った場合で4mg/kg体重/日で果物や野菜や酒類より少ない。アスパルテームで甘くした飲料とトマトジュースではトマトジュースのほうが6倍メタノールが多い。
人体の代謝からは1日あたり300-600 mgのメタノールが生じる。
毒性データは主に急性毒性で、最小致死量は0.3-1 g/kg体重、眼の最小毒性用量は8 gまたは133 mg/kg bwであろう。
・英国の食品中の混合ハロゲン化（塩素と臭素）ダイオキシン・フラン・ビフェニル
・フタル酸の食事暴露
など
