食品安全情報blog過去記事

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ビタミンEが「脳卒中リスクに影響する」

Behind the headlines
Vitamin E 'affects stroke risk'
Friday November 5 2010
http://www.nhs.uk/news/2010/11November/Pages/vitamin-E-and-stroke-risk.aspx
BBCニュースが「ビタミンEを摂ると特定のタイプの脳卒中リスクが僅かに増えるかもしれない」と報道した。ビタミンEを摂っている1250人に一人が余分に脳の出血である出血性脳卒中になる。
これは大規模で質の高い系統的レビューで、ビタミンEを摂ると出血性脳卒中のリスクが22%増加することを見いだした。一方で虚血性脳卒中(脳に血栓ができることによる)リスクは僅かに減少させた。研究者らはビタミンEの無分別な使用には警告すると結論している。
リスクの数値はぎりぎり統計的有意差が出る程度で解釈は困難である。FSAは多様でバランスのとれた食生活により必要なビタミンEは摂れると助言している。また摂りすぎによる有害影響については確実なことは言えないが、1日540mgまでなら有害影響は無いであろうとも言っている。