Behind the headlines
Nutrition in organic veg tested
Monday November 8 2010
http://www.nhs.uk/news/2010/11November/Pages/organic-vegetables-no-extra-nutrition.aspx
The Daily Telegraphが「オーガニック野菜は慣行栽培食品より健康的ということはない」と報道した。新聞によれば科学者の研究で有機栽培と慣行栽培で育てた野菜のポリフェノール化合物量に違いはないことがわかった。
ポリフェノール抗酸化化合物が認知症や心血管系疾患やある種のがんなどのリスクを低下させる可能性が示唆されているが、それらの効果は実験室での細胞を使った研究でしか観察されておらず、ヒトでの健康上のメリットは確認されていない。この研究では作物のポリフェノール量は有機栽培でも農薬と無機肥料を使っても同じであった。
この研究は有機農法では多くの作物のポリフェノール抗酸化物質の量は増加しないことを示唆している。しかしながら多くの人々のオーガニック選択理由はライフスタイル上のものであろう。野菜や果物は抗酸化物質の含量にかかわらず多くのメリットがある。そしてオーガニックであろうとなかろうと、野菜や果物を毎日少なくとも5単位食べるようにすることが重要である。
（抗酸化物質が良いという説自体がまだ確認されていないということに注意。）
