APVMA(Australian Pesticides and Veterinary Medicines Authority)
Review of thiophanate-methyl completed
9 November 2010
http://www.apvma.gov.au/news_media/news/2010/2010-11-09_thiophanate_methyl.php
チオファネートメチルは植物や環境中で分解してカルベンダジムになる。オーストラリア保健・高齢化省の化学物質安全性環境健康局（OCSEH）がカルベンダジムとカルベンダジムを生じる化合物（主にベノミルとチオファネートメチル）の動物実験における発達異常誘発の可能性から公衆衛生及び職業安全上のリスクとなる可能性についてAPVMAに助言した。そのためAPVMAは2007年にチオファネートメチルのレビューを開始した。
2010年8月のパブリックコメント募集を経てレビューを完了した。
その結果チオファネートメチルは動物実験で出生時欠損を誘発しない、チオファネートメチル含有製品を改訂表示された使用方法に従って使用した場合ヒト健康への有害影響はありそうにない、家庭用使用禁止表示を行って専門家専用製品であることを明確にする、などと結論した。
