食品安全情報blog過去記事

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大麻精神病についてのさらなる根拠

Behind the headlines
More evidence on cannabis psychosis
Wednesday March 2 2011
http://www.nhs.uk/news/2011/03March/Pages/smoking-weed-cannabis-psychosis-symptoms.aspx
大麻を使っている若い人は精神病症状発症リスクが2倍」とDaily Mailが報道した。継続使用者では精神保健上の問題も継続するだろうと付け加えている。このニュースは約2000人のドイツ青年と若者の参加した研究に基づく。新たに大麻を使用するするとその数年後の精神病症状発症リスクが2倍になることを発見した。さらにこれらの使用者は大麻を吸い始める前は精神病症状はなかったことも見いだしている。これまで大麻の使用が精神病症状を誘発するのか、精神病症状のある若者がセルフメディケーションとして大麻を使用するのかは明確ではなかった。精神病症状は医師の診断ではなく自己申告であることには注意すべきである。精神病症状は一般の人々にも珍しいものではない。しかしながら全体としてこの質の高い大規模研究は大麻使用と精神病症状が関連することを示唆した先の研究結果を支持するものである。