食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

福島−放射性物質の予測

SMC
Fukushima – Projections for a radioactive plume
March 18th, 2011
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2011/03/18/fukushima-projections-for-a-radioactive-plume/
SMC UKの集めたコメント
ポーツマス大学環境物理学Dr. Jim Smith
どこまで飛ぶかは気候や条件により複雑。放出の際の熱エネルギーが大きければ高く飛び遠くに運ばれるが福島でそれがおこるとは思わない。
環境安全コンサルタントTony Ennis
拡散の様子にはいくつかの条件が影響する。
ケンブリッジ大学工学部Tony Roulstone
人々の放射線についての懸念は理解できる−目に見えなくて良くわからないが恐ろしい影響を与える可能性がある。さらに事故が簡単に解決しそうにないことが、あらゆる種類の意見やそのまま流される情報とともに不安をかきたてる。放射線についての良い知らせは計測が簡単で健康影響がでるよりはるかに低いレベルで測定できるということである。
東京では0.5-1マイクロシーベルト/h程度に上昇したと言うがこれは地域による自然放射能のバックグラウンドレベルである。レベルは目立つが有意ではない。最後に、この分野の国際専門家は、炉心は汚染を広範囲に拡散するために十分な熱を持っていないため、例え最悪の結果になっても日本の当局が設定した避難地域は適切であろうと言っている。