食品安全情報blog過去記事

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日本から輸入された食品の安全性

Safety of Food Products Imported from Japan
Tuesday, 5 April 2011
http://www.fsai.ie/QandA_Food_from_Japan.html
欧州委員会のQ & A紹介

  • Questions and Answers: Safety of food products imported from Japan

Brussels, 1st April 2011
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/11/215
一部抜粋
核事故の後EUは食品の安全性について何をしたか
チェルノブイリの事故の後、EU放射能緊急事態の際の食品と飼料中最大濃度を設定し、24年間変更されていない。例えばI-131については一般食品は2000 Bq/kgである。
規制レベルは、一人の人が1年間に食べる食品の10%にこのレベルの放射能汚染があったとしても、1年間のイオン化放射線暴露量が、ヒトへの追加の年暴露量である1 mSvを超えないように設定されている。
チェルノブイリの事故で汚染された地域由来の食品(ミルクと乳児用食品を除く)については1987年に1250 bq/kgを設定し2008年に600 Bq/kgに改訂している。これはCs-134とCs-137についてのものであるが、チェルノブイリについては現在Cs-134は既に崩壊している。日本については両方が存在する。
何故日本が設定した一部の値がEUより低いのか?
EUが仮定した10%より多くの食品が汚染される可能性があると仮定したのだろう。基準値が低いのは日本の食事データによると考えられるが欧州委員会は理論的根拠について公式に伝えられていない。
以下輸入規制関連