食品安全情報blog過去記事

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FSAIは健康上の懸念はないという−日本の事故の影響で痕跡量のI-131が検出された

FSAI Says No Health Concern - Trace Iodine-131 Detected Due to Japan Incident
Wednesday, 6 April 2011
http://www.fsai.ie/news_centre/press_releases/traceiodine13106042011.html
FSAIは先週末アイルランドで採取された3つのミルク検体から極微量のI-131が検出されたことを確認した。検出されたのはほんの僅かな量で、消費者の健康に懸念はない。
アイルランド放射線防護研究所が報告したのは0.13、0.19、0.18 ベクレル/Lである。EUによる乳製品のI-131許容量は500 Bq/kgである。
消費者保護のために設定された規制値の数千分の1が検出されたミルクには、全く懸念はない。大気中に既に検出されているので今後も天候によってはそのような微量が検出されるだろう。フランスやギリシャでも同様の報告がある。