食品安全情報blog過去記事

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子どもへの食品や飲料のマーケティングとプロモーションに対する規制の解析

Analysis of controls on the marketing and promotion of food and drink to children
24 June 2011
http://www.dh.gov.uk/en/Publicationsandstatistics/Publications/PublicationsPolicyAndGuidance/DH_127778
Heart Forumに委託した研究の報告書
Marketing food and drink to children
http://www.heartforum.org.uk/our-work/policy/nutrition/marketing-food-and-drink-to-children/
子ども達は食事ガイドラインより脂肪・砂糖・塩を摂りすぎていて野菜や果物が足りない。脂肪・砂糖・塩の多い(HFSS)5大カテゴリーは:ファストフード、ソフトドリンク、砂糖入りシリアル、お菓子及びスナックである。2007年に英国のテレビの子ども向け及び子どもが多く見る番組へのHFSS食品の宣伝が禁止された。しかしそれでも子ども達はTVで宣伝を多く見ていて、さらにウェブや店舗内外のプロモーション活動で多くの宣伝を見ている。
新しい報告書では国内及び国際的な子ども向け食品や飲料の宣伝規制や自主規制の状況を調査し、自主規制を導入したMarine Stewardship Councilの事例研究などを行っている。
(他国の事例に当然日本は入っていない。規制の結果子どもの肥満が減ったという例はなさそう。当事者が自分以外の何かのせいにしている限り肥満は減らないんじゃないのかな)