食品安全情報blog過去記事

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低血糖が「大食に影響」

Behind the Headlines
Low blood sugar 'affects food cravings'
Tuesday September 20 2011
http://www.nhs.uk/news/2011/09September/Pages/blood-sugar-desire-high-calorie-foods.aspx
Daily Telegraphによれば「痩せる秘密は「良い」砂糖」。新聞は新しい研究により血糖値が下がると食欲を抑えられなくなることがわかったと報道した。この研究では血液中のグルコース濃度が下がったあとでの脳の活動を検出するためのスキャンを行っている。それからその結果と研究参加者の各種食品への熱望度とを比較し、血糖値が僅かに下がると食べたいという欲求を生み出す脳の部位が活性化し、適切な血糖値では刺激を制御する脳の部位が活性化することを発見した。この脳の調節領域の高血糖による活性化が、肥満の人ではおこらない。これは興味深い結果ではあるが、たった14人の小規模試験である。これは慎重に解釈すべきである。