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加工食品ナトリウム減らす第2編 –‘醤油類業者’

栄養政策課 2011.09.30
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=16166&cmd=v
韓国民のナトリウム主要摂取源である醤油、みそ、コチュジャンなど「醤油類」製品に含まれるナトリウム含量が段階的に低減化される
食品医薬品安全庁は国民のナトリウム摂取を減らすため、ラーメンなどの麺類に引き続き醤油、コチュジャンなど醤油類のナトリウム含量低減化を積極推進して行くと発表した。
特に今回の醤油類製品のナトリウム低減化は醤油類業界が国民の健康を思って段階的にナトリウム含量を減らすことで合意して以後初の措置となる
※ ナトリウム主要摂取源食品('09 国民健康栄養調査) : 1. キムチ, 2. 塩, 3. 醤油, 4. みそ, 5. ラーメン, 6. コチュジャン
醤油類製品のナトリウム低減化計画は ○ まず既存醤油類製品については今年の末までに塩度を 0.1~1.0程度減らし、来年も製品別に 0.1~0.7程度継続的に低減化するのが目標である。
醤油類製品は現在ナトリウム含量の代わりに塩度として管理されており、塩度 1.0を減らすことは平均して醤油類製品 100gあたりナトリウムを約 400mg 減らすことになる。すなわち醤油一さじ(10g)を使う度にナトリウム 40mgを減らせる計算になる。
醤油類別今年削減する塩度は醤油は 0.2〜1.0、 みそ0.2、コチュジャンとサムジャン0.1〜0.5である。
食品医薬品安全庁は、消費者がナトリウム摂取を減らすためには低ナトリウム醤油類製品を使っても醤油類をあまり食べないように気を付ける習慣が重要だと発表した。
良い習慣としては、調味料を減らす、薄味にするなどである。