- ビタミンの終わり?
Wall Street Journal
Is This the End of Popping Vitamins?
OCTOBER 25, 2011
http://online.wsj.com/article/SB10001424052970204644504576650980601014152.html?mod=googlenews_wsj
ヒト大規模研究でマルチビタミンやサプリメントが健康にメリットがなく時に有害ですらあるという結果が続いている。栄養研究者の一部はサプリメントはお金の無駄であると主張し始め、お金のかかるヒト試験を行う必要性についても議論が白熱してきた。
サプリメントに対する最初の警告は20年も前に出始めている。サプリメントに利益があるということを示す試みは一貫して失敗してきた。
(長い記事)
- 矛盾する研究がヒ素議論に油を注ぐ
Natureニュース
Conflicting studies fuel arsenic debate
Published online 25 October 2011
http://www.nature.com/news/2011/111025/full/478437a.html
南アジアの地下水のヒ素汚染についての不確実性が科学のギャップを強調する
それはしばしば人類史上最大規模の集団中毒と呼ばれる。バングラデシュの飲料用井戸水の天然ヒ素汚染が発見されてから10年以上が経過したが、ベンガル盆地の6千万人以上に影響するこの環境危機の背景となる化学と水文地質学はいまだ理解に苦しんでいる。Geophysical Research Lettersに発表された、一部の地質学者が主張している地下水へのヒ素の放出は人工池が原因、ではないだろうと結論した論文がこの謎にさらに加わった。
アジア南部から東部にわたる地域の地下水は慢性中毒になる量のヒ素を含む。症状は皮膚障害から心血管系疾患、一連のがんまである。領域はインダス川から揚子江まで、ヒマラヤから流れる全ての大きな川が影響されている。最も悲劇的公衆衛生影響があるのはバングラデシュのガンジスデルタで、1970年代に政府がコレラなどの微生物汚染された地表水による病気を避けるために井戸を掘ることを薦めた。地質学者は地下のヒ素汚染に気づかなかった。しかし地下水のヒ素の由来はわかっていない。