食品安全情報blog過去記事

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EurekAlert(http://www.eurekalert.org)より

研究:健康リスクのコミュニケーションはFDAにとってリスキーな仕事
Study: Communicating health risk is a risky task for FDA
19-Jan-2012
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2012-01/uocm-sch011712.php
過去20年以上のFDAの警告についての研究の系統的レビューによると、FDAが医薬品のリスクを一般に伝えることの影響が「多様で予測できない」。Medical Careに発表された。
多くの人々にリスクを伝えることは複雑である。
1990年から2010年の間に発表されたFDAの警告とその影響についての文献を調べた。FDAの警告がその医薬品の使用を減少させた場合もあればあまり影響しなかった事例もある。特定の集団向けに避けるようにという助言が対象になっていない集団での使用を減らしたこともある。
(同じように発表しても反応は全く違うことがよくある。それでも「リスクコミュニケーションの専門家」は発表の仕方にだけ文句を言うような印象がある。社会がリスク情報をどう受け止めるかというのはそんなに簡単な問題ではないと思うんだけど。KFDAやヘルスカナダなどはマジメに発がん物質を減らすために焼き肉するなって言ってるのに無視されているようだし、「健康食品」なんて世界中で警告しか出てないような状況なのに伝わってない。)