食品安全情報blog過去記事

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FDAはBPAの研究を続ける

FDA Continues to Study BPA
03/30/2012
http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm297954.htm
FDAの評価は、現時点での科学的根拠は食事からの微量のBPA暴露は安全ではないことを示唆していない、ということである。
FDABPAについて広範な研究を行い、数百の研究をレビューし、一部の研究で示唆されている懸念や疑問に対応し続ける。
FDAの科学者は最近乳児の食事からのBPAの暴露量はこれまで臣事されていたより相当少ないことを発見し、さらに人体にはいった微量のBPAは成人であろうと子どもであろうと速やかに代謝され排出されることを発見した。
NDRCへの回答文書
http://www.regulations.gov/#!documentDetail;D=FDA-2008-P-0577-0007
誓願却下
(NDRCがビスフェノールAを禁止することを求めFDAが拒否した)
NDRCはビスフェノールAの推定暴露量が成人で0.185 microg/kg体重/日、乳児で2.42 microg/kg体重/日としているがFDAの新しい研究では成人と子どもで0.1-0.2 microg/kg体重/日、乳児で0.2-0.4 microg/kg体重/日である
NDRCはビスフェノールAのLOAEL に10 microg/kg体重/日を使って安全係数1000を使用すべきとしているが、ヒトでの妥当性に問題のある研究ばかりである。