食品安全情報blog過去記事

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ファストフードが「鬱と関連」

Fast food 'linked to depression'
Monday April 2 2012
http://www.nhs.uk/news/2012/04april/Pages/fast-junk-food-depression-link.aspx
「ジャンクフードを食べることは精神衛生に悪影響があり、定期的に食べると鬱々とする」とDaily Telegraphはいう。このニュースは9000人のヒトにパイやペストリーなどのファストフードや焼いた食品を食べることと鬱リスクについて調査したスペインの研究に基づく。最も多くァストフードや焼いた食品を食べるヒトの6年の間に鬱になるリスクが最も少なく食べるヒトより37%多かった。この研究には前向き研究という強みもあるが食事が鬱の原因であると結論することはできない。例えばハンバーガーとフライが鬱の原因であるより、「幸せでない食事」の原因となった何かが、食事と鬱の共通要因である方がありそうである。